剣道・日本のライバルは米・韓!?
メェェェェェン! 8月、こんな叫びがブラジル・サンパウロに響き渡る。
39年の歴史を持つ「世界剣道選手権大会」が開催されるのだ。いったい、世界の剣道事情って?
全日本剣道連盟国際部門の黒瀬有申さんに聞いてみた。
「今回の世界選手権大会に参加するのは39カ国ですが、剣道はおよそ100の国と地域に普及しています。競技人口は約220万人といわれ、一番多いのは日本の約160万人。次が韓国の約50万人ですね」
なんと、日本と韓国が全競技人口のほとんどを占めている。
事実、70年の第1回世界剣道選手権大会から、全部門の入賞はほぼ日本人が独占。
男子団体戦では過去21年間、日本と韓国の優勝争いが繰り広げられていたそう。だが2006年、台湾大会の男子団体戦で驚きの展開が起きたという。
「男子団体戦でアメリカが日本を破り、決勝戦に初めて進みました。それまで、日本の優勝を揺るがすのは韓国だといわれてきたので、会場は騒然となりました」(『剣道時代』編集担当・小林伸郎さん)
どうして、アメリカは勝つことができたんですか!?
「一般に、日本の剣道は“心と技”、韓国の剣道は“パワーとスピード”とされます。そこにアメリカは、“確率に賭ける剣道”で立ち向かった。
他国の各選手の試合パターンを徹底的に分析。一人ひとりに対して“勝利できる剣道のスタイル”を研究したうえで、相手国のオーダー表を予測。5人が5人とも一番勝ちやすい相手と戦える確率に賭けたんです」(同)
ちなみに、韓国人だけは面をモリ、小手をソンモ、胴をホリ、突きをチルンと呼ぶとか、フランス人は特に精神文化への憧れが強いなどのお国柄もあるそう。
また剣道を始めたきっかけとしては、「『スター・ウォーズ』のライトセイバーを使いたい」「『ラストサムライ』に感動した」なんて声も多いのだとか。
次なるきっかけは、マンガ? アニメ?ともあれ、剣道界の更なる発展を祈っております!
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(横浜)
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